遷移一区画 (Sen’i Hito-kukaku) lyrics
by 稲葉曇 (Inabakumori)
[稲葉曇「遷移一区画 (ft. 歌愛ユキ)」歌詞]
夢のありかを探している
何も知らない子供のまま
移り変わる景色に
嗅いで 街の匂いを忘れていく
太陽は目くらました
雨粒は足を通る
忘れたくはないのに
忘れたくはないのに
ほってかれて 置いてけぼりだ
いつの間にか 火の手が出て
空を捌く 何度だって
忘れたくはないのに
忘れたくはないのに
どおりでみんなも悲しく死んだこと
みんなが歩んだ 舗装された道も
誰も踏み入れていない 雑木林の道も
どれを通り抜けても 終着点は同じだから
悲しいかもしれないね
流れ去りゆく 時を眺め
街の遷移を 確かめてる
天命に 背を押され
曇る意義に負う
いつだって
忘れたくはないのに
忘れたくはないのに
はっきりの秘密基地のはずだった
空も光もここもどこも明日すらも知らない町
忘れたくはないのに
忘れたくはないのに
いつの日か ここにいたことを
僕の唯一を守ってきた世界
その町