最後に抱きしめたあなたは少し泣いていた (saigo ni dakishimeta anata wa sukoshi naiteita) lyrics
by DADAROMA
強めに結んでいた蝶結びがそっとほどけた
たくさん話したね曖昧な未来の約束
僕はこんな性格だから
君をたくさん傷つけていた
君の笑顔はいつからか曇っていたね
最後に抱きしめたあなたは少し泣いてた
明日から別々の未来
行かないでと言えないのは君の未来を
もうこれ以上、汚せない気がして
サヨナラも言わずに
「またね」と手を振った
たくさん並んでいた靴は半分になって
ようやく気付いた君はたくさん我慢していたんだ
少しづつ開く心の距離に
僕は気付こうともしなかった
君の涙はいつからか増えていたね
最後に抱きしめたあなたは少し泣いてた
離せばもう会えないんだろう
行かないでと言わないのは君の未来の
幸せを願う最後の償い
優しくゆっくりと壊れた時間は
二度と戻れはしない時計の針のように
そっと触れ合う優しい時間は
二度と戻れはしない 君の涙
最後に抱きしめたあなたは少し泣いてた
今でも泣いてくれるんだね
ありがとう 今まで側にいてくれて
もう少しだけ、頑張るよ
最後に抱きしめたあなたは少し泣いてた
明日から別々の未来
笑わなきゃ、カッコよく手を振らなくちゃ
君が笑顔でここから去れるように
サヨナラも言わずに
「またね」と手を振った
それが、最後だった