夜の喫茶店 (A Kissaten at Night) lyrics

by

セラニポージ (Serani Poji)


凸と凹がなんかうまくかみあってない。
連続エラーのキャッチボールは、息切れ寸前。

コーヒー紅茶、なくなったのは三十分も前。
ウォーターマニアか?僕ら...。
水をがぶがぶ飲んでいる。

「水のおかわりいかがですか?」

まわるまわるBGMは、気のきかないヒット曲。
さえない愛のランキング、きっと下降中。

シャララララン、シャララララン。
喫茶店のざわめき。
シャララララン、シャララララン。
ありがちな夜の喫茶店。

カップ&ソーサー、持ってかれて、なびくレシート。
エアコン台風(タイフーン)直撃。私、ドライスキンじゃない?
ブラックホールや火星探査機の話だなんて、
ふーん、とかへぇーしか言えない...。
私、なんとなくおバカ。

「ラストオーダーの時間ですが。」

ウルウルのリップグロスは、買ったばかりの恋コスメ。
このままさよならじゃ、悲しすぎるんです。
シャララララン、シャララララン。
喫茶店の窓際。
シャララララン、シャララララン。
2回目の映画のあと。

「水のおかわりいかがですか。」

パタパタ働くウェイトレス。
本を閉じる予備校生。
喉まででかかった台詞、同じなのに。

シャララララン、シャララララン。
喫茶店のためいき。
シャララララン、シャララララン。
恋のしっぽが逃げてゆく。
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