だれかの心臓になれたなら (I Want to be Your Heart) lyrics
by 初音ミク (Hatsune Miku)
[ユリイ・カノン「だれかの心臓になれたなら (ft. GUMI)」歌詞]
[Chorus]
「こんな世界」と嘆くだれかの
生きる理由になれるでしょうか
これは僕がいま君に贈る
最初で最期の愛の言葉だ
[Verse 1]
街も人も歪み出した
化け物だと気付いたんだ
欲動に巣食った愚かさも
全てがこの目に映る
シアトリカルに手の上で
誰も彼も踊らされる
生まれた意味だって知らぬまま
形骸化した夢は錆びついてしまった
[Pre-Chorus]
「愛をください」きっとだれもがそう願った
「愛をください」そっと震えた手を取って
「愛をください」心を抉る
醜いくらいに美しい愛を
[Chorus]
「こんな世界」と嘆くだれかの
生きる理由になれるでしょうか
いつか終わると気付いた日から
死へと秒を読む心臓だ
ねえ このまま雨に溺れて
藍に融けたって構わないから
どうかどうかまたあの日のように
傘を差し出し笑ってみせてよ
[Verse 2]
もしも夢が覚めなければ
姿を変えずにいられた?
解けた指から消える温度
血を廻らせるのはだれの思い出?
雨に濡れた廃線煤けた病棟並んだ送電塔
夕暮れのバス停止まったままの観覧車
机に咲く花君の声も何もかも
最初から無かったみたい
[Chorus]
死にたい僕は今日も息をして
生きたい君は明日を見失って
なのにどうして悲しいのだろう
いずれ死するのが人間だ
永遠なんてないけど
思い通りの日々じゃないけど
脆く弱い糸に繋がれた
次の夜明けがまた訪れる
どんな世界も君がいるなら
生きていたいって思えたんだよ
僕の地獄で君はいつでも
絶えず鼓動する心臓だ
[Post-Chorus]
あぁ、いつしか君がくれたように
僕も、だれかの心臓になれたなら
(Alt. Title(s): Dareka no Shinzou ni Nareta Nara, If I Could've Become Someone Else's Heart)