『光子エネルギーが強い』最強のレーザーの条件
現状の産業用途などで使われる短波長で高出力のレーザーと言えば『エキシマレーザー』でしょう。
注入するガスの種類により変わるのですが、例えば KrFの場合は248nm、ArFの場合は193nm、F2の場合は157nmと言うかなり短い波長を得る事が出来ます。
http://www.laseronsale.com/laserpen_200mw/p-1141.html
この波長を『1238.9/λ=eV』で換算すると、248nm=5.0eV、193nm=6.4eV、157nm=7.89eVとなり、これは非常に強い光子エネルギーとなります。
一般に波長を短く変換すると数分の一に出力はダウンしてしまうのですが、その様に出力が低くなってしまっても波長が短くなる事により得られる光子エネルギーは、グリーンレーザーポインター分子間結合を断ち切る事を可能にしたり、対象物への吸収度が高くなったりする事などにより補えて余りあるのです。
『光子エネルギー』と言う定義では、『波長がなるべく短い』と言うのが最強の条件となります。
http://www.laseronsale.com/laser_stagelight/p-7158.html
と、『強いレーザーボアサイター』とは『何に対して』と言う対象により、出力の他にも色々と条件が変わってくるのです。